フリーランスであれば、生産性の向上に役立つアプリを探している方も多いのではないでしょうか。また、アプリ同士を連携させると、自動化により業務が効率化できる、チェック漏れを防げるなどのメリットがあります。成果報酬で働くフリーランスの方は、アプリ連携をうまく活用することで、パフォーマンスの向上が期待できるでしょう。そこでこの記事では、フリーランスがアプリ連携をおこなうメリットや、チームでの仕事を快適にするためにおすすめなアプリの連携についてご紹介します。アプリ連携のメリットアプリ連携をおこなうことで作業能率が上がるとともに、抜け漏れのない確実な業務遂行につながります。常に使用するアプリが複数ある場合、そのツールをまとめて連携しておくことにより、生産性の高い働き方ができるでしょう。自動化で業務を効率化できるアプリ連携をおこなうと特定のタスクが自動化されるため、業務の効率化につながります。例えば一つのアプリに記入した内容を、ほかのツールに反映させたい場合に便利です。複数のスケジュール管理アプリを使用している場合を想定しましょう。連携による自動反映機能があれば、複数のスケジュール管理アプリを一つの予定管理ツールに連携させることで、そのアプリに内容を自動的に集約させることが可能です。わざわざ手作業で、ほかのアプリにも同時に予定を入力する必要がなくなるために、定型的な業務を効率化できます。チェック漏れを防げるアプリ連携をおこなえば、更新された内容や作業のチェック漏れを防ぐことができるため、ミスのない業務遂行が実現できます。例えば、タスク管理アプリとビジネスチャットツールを連携した場合を見ていきましょう。二つを連携すれば、チームで運用しているタスク管理アプリ内で、メンバーが内容の作成や更新をおこなった場合、その情報をチャットアプリに通知させることができ、中身のチェック漏れを防ぐことができます。内容の見落としが防止できれば、知っておかなければならない対象を欠かさずに把握できるために、確実な業務の達成につながるでしょう。素早くチームで共有ができる内容の更新頻度が高いアプリと、日常的に使用するツールを連携しておくことで、迅速にチームメンバーで変更部分をシェアすることができます。例えば、スケジュール管理アプリとビジネスチャットツールを連携するとしましょう。スケジュールアプリに新たな予定の情報が追加・更新される度に、ビジネスチャットツールに変更部分を通知させることが可能です。チャットを見れば、チーム全員が内容の変更点をすぐに認識できます。予定の変更が起こりやすいチームでの業務や、常に最新情報を把握する必要がある作業に最適です。素早くチームで内容が共有できれば、各々のメンバーがスピーディーに任務を実行できるでしょう。おすすめのアプリ連携日常的に使うアプリ同士は連携をしておくことで、二つのツールがより便利に使用できる相乗効果が生まれます。連携のための初期設定をおこなう時間を要しますが、その後の作業効率は大きく向上するでしょう。SlackからNotionへの連携・連携によりできることSlackからNotionへ連携をおこなうことで、Slackで送受信したメッセージを、Notionのページに貼り付けることができます。・連携によるメリットSlackはフロー型のチャットツールですが、Notionに連携することで情報をストックすることが可能になります。議事録やタスクの積み残しなどをNotionに記録しておく際に役に立ちます。・連携によるデメリット特になしNotionからSlackへの連携・連携によりできることNotionからSlackへの連携をすることで、Notionのページで作成や更新をおこなった内容を、Slackですべて通知させることができます。・連携によるメリット両者を連携させることにより、Notion更新時にSlackで通知を受け取ることができるようになります。Notionのページに、新しい情報を更新した際に内容を確認してもらいたいときは、都度チームメンバーに通知しなければならず、手間を感じる場合があるでしょう。一方で、この連携をおこなえば、内容の更新連絡を手動でメンバーにしなくとも、自動で通知がされるため、作業時間の手間が省けます。・連携によるデメリット両者を連携すると、Notion上で行われたすべての変更が都度Slackで通知されてしまうため、高頻度で内容を更新している場合は、通知が煩わしく感じる場合もあることに留意しましょう。AsanaからNotionへの連携・連携によりできることAsanaは、チームの仕事を一つの場所で管理したり、To doリストの進捗をボード上で閲覧したりしてオンライン上で複数人の業務を円滑に進められるツールです。AsanaからNotionへ連携をすることで、Asanaで更新された内容がNotion上で通知されます。・連携によるメリット連携が完了すれば、Asanaで編集した最新のタスクやプロジェクトについて、Notionで更新内容を確認できます。Asanaを都度起動して、新しい内容を追う手間がなくなります。・連携によるデメリット両者を連携すると、Asana上で行われたすべての変更が都度Notionに通知される、高頻度で内容を更新している場合は、通知が煩わしく感じる場合もあることに留意しましょう。TrelloとSlackの連携・連携によりできることTrelloは、チームでのプロジェクト・タスク管理や、進捗状況を視覚的に分かりやすく参照、管理できるツールです。オンライン上のボード、リスト、カードを使って、複数人の作業を円滑に回します。TrelloとSlackを連携することで、Slack上でTrelloのアプリ操作ができるようになります。・連携によるメリット連携が完了すると、SlackからTrelloへのタスク追加や、メッセージ登録をすることが可能です。また、Slack上でtrelloに登録した内容はSlackのメッセージで共有されるため、チームメンバーの素早い認知や情報共有にもつながります。入力者は、二つのアプリを起動させることなく、Slack上のみでTrelloへの必要な操作を終えられるために、作業時間の削減が実現できるでしょう。・連携によるデメリット特になしSlackとGoogle Driveの連携・連携によりできることGoogle Driveは、マルウェアやスパム、フィッシングを防ぐ保護機能のシステムにより、安全にファイルやデータの保存、編集ができるツールです。SlackにGoogle Driveを連携させることで、Slack上から、ボタン一つでGoogle Driveのデータベースにアクセスできます。・連携によるメリット連携が完了すると、ほかにもGoogle Drive内のファイルにコメントをしたり、リクエストをおこなった際に、Slack上で通知が届きます。必要に応じて、特定のファイルのみを通知させることも可能で、コメントやリクエストの見逃しを防ぐことができます。・連携によるデメリットGoogle Drive内で複数人が作業している場合などは、コメントやリクエストが同時間帯に発生し、Slackが別の通知で流れてしまうことがあります。まとめアプリ連携をおこなうと、仕事の効率が上がるとともに、チームでの必要事項の共有を素早く実施することが可能です。特に、Slackなどのチャットツールにスケジュールやタスク管理アプリを連携をさせると、アプリの更新情報を、トーク画面に通知できるために抜け漏れのない情報共有につながります。まずは、自分やチームで実現したいことを確認し、その目的に合わせたアプリ連携をしてみてください。