この記事では、日程調整ツールCalendlyの料金体系に関して詳しく解説します。無料でどこまでできるのか知りたい方、有料プランを検討したい方は参考にしてください。また、Calendlyの機能や基本的な使い方を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。Calendlyの料金体系は主に4つそれでは早速解説していきます。Calendlyの料金体系は、基本的に以下の4つです。Basic (ベーシック) 無料Essencials (エッセンシャル) $8 / 月額 / 1人あたりProfessional (プロフェッショナル) $12 / 月額 / 1人あたりTeams (チーム) $16 / 月額 / 1人あたり注)これら4つのプランとは別に、企業向けのEnterprise(エンタープライズ)プランがあります。基本的な機能はチームプランとあまり変わりませんが、ビジネスサポートが充実したサービスが展開されています。こちらの料金は営業の担当者への問い合わせが必要です。プランごとに機能を比較プランごとにそれぞれどのような機能を使用できるのか比較していきます。今回は、コア機能・チーム・カスタマイズ・Integtratetions(統合)・ビジネスサポートの5つのカテゴリに分けて比較します。コア機能コア機能はCalendlyでよく使われる基本的な機能が備わっています。それぞれのプランでできること、できないことの制限がありますので下記の表でご確認ください。特に無料プランでは、リマインダー機能の利用やグループイベントの作成ができないので注意が必要です。細かいイベント設定数:あなたの予約状況、期間、場所などを設定することで、様々なタイプのイベントを予約してもらうことができます。そのイベントページの作成可能数です。グループイベント:複数人でのイベント作成をすることができます。自動メール配信:予約したイベントやキャンセルについて、主催者と招待客にメールでお知らせするので、全員が同期した状態を保つことができます。通知メールのカスタマイズ:招待者にイベントに必要な情報を記載したオリジナルメールを送信します。ワークフローの作成:イベントのリマインダーやフォローアップなどのメッセージを自動で送信します。確定ページにリンクを追加:招待客をあなたのウェブサイト、支払いページ、またはサンクスページにリンクさせることができます。確定時のリダイレクト:予約後に招待者を自動的に別サイトにリダイレクトする。指標やレポートの閲覧:招待元、キャンペーン、イベントの種類、日付などによる招待予定者のレポートを表示します。チームチーム機能では、collective、round robinのイベントタイプを使えるProfessionalプランからが対象です。ルーティングフォーム作成:招待者を選別するための質問をし、特定のスケジュールページやウェブサイトのURLに誘導する。チーム全体のイベント管理:管理者によるユーザーアカウントへのイベントタイプの追加、編集、削除が可能。チームのグループ・権限管理:チームメンバーをグループに分け、グループ管理者を任命し、人やイベントを管理する。カスタマイズカスタマイズはロゴ・商標の有無や自作ウェブページでの色彩調整など、細かな設定をする際に必要となります。Calendlyロゴ削除:予約ページと確認メールからCalendlyのロゴと商標を削除します。予約ページにCalendlyロゴ追加:予約ページの画像としてCalendlyのロゴを追加したり、ページ名、ウェルカムメッセージ、言語、タイムゾーンを変更することができます。色のカスタマイズ:あなたのWebページに追加したCalendlyのイベントページは、Webサイトの雰囲気に合わせて色を変更することができます。Integrations(統合)外部サービスとの連携・自動化に関する機能です。Calendly Integrationの詳細は、こちらの記事で詳しく解説していますので興味のある方はぜひ参考にしてください!WebサイトにCalendlyを挿入:あなたのサイトにCalendlyを追加することができます。インライン埋め込み、ポップアップテキスト、ウィジェットのいずれかの挿入タイプを選択することで、訪問者はあなたのサイトにいながらイベントを予約することができます。Zapierの使用:Zapierを使って、Calendlyのイベントが予約またはキャンセルされたときに、他のアプリケーションを起動させることができます。webhooksの使用:webhooksを使って、イベントの予定やキャンセルがあった場合にCalendlyのミーティング情報を特定のリンクでリアルタイムに取得できます。Stripe・Paypalの使用:StripeやPayPalをCalendlyに連携し、招待者が予約時に安全に支払いを行えるようにします。Google Analytics・Facebook Pixelの使用:予約状況やコンバージョンを把握することができます。ワークフローにGmail・Outbookを使用:自分(主催者)のメールアドレスからワークフローを送信すると、招待者は自分(主催者)からのメッセージだと認識することができます。ビジネスサポートビジネスサポートでは、プランごとにCalendlyを利用する際に受けられるサポートの範囲が異なってきます。個人情報を削除:プライバシーに関する法令を遵守するため、必要に応じて招待者やユーザーのPII(個人を特定できる情報)を削除することが可能です。APIの削除:招待者やユーザーのPII(個人を特定できる情報)を、一元管理された場所から大規模に削除することができます。ライブチャットサポート:TeamsとEnterpriseプランを利用している方は、Calendlyのサポートチームとのライブチャットを午前9時から午後5時(米国東部時間)まで利用できます。プラスα|EnterpriseプランEnterpriseプラン(料金要相談)では、上記の機能に加えて、以下の機能を使うことができます。企業で使用を検討されている方は参考にしてください。チーム・SAML シングルサインオン (SSO)ーCalendlyへのアクセスをコントロールし、サインオンプロセスを簡素化する安全な方法を取り入れることができます。・SCIMによる高度なユーザープロビジョニング企業のIDプロバイダーと直接接続し、従業員の入退社を安全に自動化することができます。ビジネスサポート・データ削除APIー招待者やユーザーのPII(個人を特定できる情報)を、一元管理された場所から大規模に削除することができます。・Calendlyの専用アカウントパートナー・導入と結果のガイダンス・セキュリティと法的検証・新人研修と履行まとめ以上Calendly料金体系の解説でした!ミーティングやビデオ会議ツールの連携などは無料のBasicプランでも十分に使うことができます。しかし、Basicプランではチームやグループでの利用には対応していません。複数人での会議や企業で使用される場合は、Essentialプラン以降の有料プランを検討されることをおすすめします。参考:https://calendly.com/pricing本記事はCalendly公式ホームページの料金ページより情報を収集・翻訳しまとめたものです。英文を翻訳したものであるため、詳細や正しい表現は英文の原文を参照ください。